厨子入り弁財天・十五童子  江戸末から明治

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富山県 射水市 個人蔵          


 
修復前


 修復後

 
 修復前            修復後
 
 修復前            修復後

主な損傷の状態
 [本体]
  ・長年のほこり、煤により表面が汚れていた。
  ・船車童子の持物(櫂)が欠失していた。

 [厨子]
  ・形状にネズミによる欠失箇所があった。
  ・扉部分に焼け焦げた部分があった。

主な施工内容

 解体は行わずに表面のクリーニングを中心とした作業を行った。

◆修復後記
小さい御像でしたが、非常に細かい細工が施されていました。彩色の細かさ、金具の精緻さに非常に高い技術を感じさせます。こういう像の修復作業が一番大変かもしれません。
解体が行えず、クリーニング作業が非常に困難でしたが、修復後は非常にきれいになりました。


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