木造親鸞聖人坐像
江戸後期 像高72cm
新潟県 新潟市の寺院(浄土真宗大谷派)
●修復前後 ●損傷状況 ●解体写真 |
・部材の接合に使用されている膠が経年劣化し、弱くなっ ており、矧ぎ目の動いている部分もあった。構造が弱く なっていた。 ・体幹部材と両脚部材の間の薄材と裳先材に、現在進行し てはいないが虫害が発生していた。 ・各所に鼠による咬害があった。
主な施工内容 |
◆修復後記
・表面は、クリーニングと、膠による表面強化のみを行ったが、面目を一新した。
・虫食いによる損傷が激しい部分もあった。
・親鸞さまの750年忌という記念すべき年に修復を行う事ができた。
・様々な資料にあたると、親鸞像は二重瞼のものが多い事がわかった。
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