解体写真撮影
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 解体した全ての部材、釘、鎹を並べて写真に記録します。

 この写真を見れば、像がどの位の数の部材で成り立っているかが、良く分かります。沢山の部材から構成されていることは、一般の方にはなかなか想像出来ないようです。

 撮影するのには苦労します。像の部材を並べた状態で真上から写真を撮るからです。
大きな像になればなる程、高い位置から撮影しなければなりません。



南北朝時代の仏像の全ての部材を並べた状態。
大きな木材を使っており、部材の数は少ない。

江戸時代の仏像を解体した写真。それぞれ100個以上もの部材から成り立っている。左の像は、彩色までされた仏像の部材を再利用して作られていた。




 


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